私は、日本で生活していたころは、はっきりとYESかNOを言う事が苦手でした。その理由は、NOと断ると、相手が不快におもうのではと思っていたからです。なので、私は、よくNOと言いたい時でも、ぼやかして「検討しておくね」などと曖昧な返事をしていました。
ボストン留学しホームステイをすることになりました。ホストマザーは、生活のことで色々な質問をしてきました。例えば、冬にヒーターが部屋で暖かいか確認したかった様でした。私は、多少は寒いと感じていましたが、気を使って、「少し寒いです。だから、暖かくしてください」と返事をすべきところを、「It’s OK…大丈夫です。」と言ってしまいました。
私の態度を、マザーが見て、察して色々なことをしてくれると期待していました。しかし、私が「It’s OK…大丈夫です。」という返事を一度、してしまったので、マザーは、私が本当に大丈夫なのだと認識していた様です。
日本で生活していれば、察して、周囲が行動してくれる文化だと思います。でも、日本のコミュニケーションのやり方は、アメリカでは通用しないと思いました。アメリカでは、YesもNoもはっきりと、恥ずかしがらずに言わないといけないと私の場合は、ホームステイのホストマザーとのやり取りで学びました。近々、EFボストン校にホームステイ留学する友達とも情報交換しようと思います。